マンチカン ユズの回想録② ユズの病気
今日は前回の続きのお話。
ユズが来てハクが来て我が家は賑やかになり2匹はいつも一緒にくるまって寝て、出産したことのないモモちゃんのお腹をいつも2匹がフミフミしておっぱいを探しそして母親かの様に2匹のグルーミングをしているモモちゃん。ずーっといつまでも見ていられるくらい可愛い子猫でした(*´∀`*)
仕事に行き、上司のパワハラに耐えどんなに嫌な事があっても家の猫たちが元気に遊んでいる姿をみるだけでその日の辛さを忘れるくらい癒してくれました。
しばらくしてユズもハクも少しお兄さんになった頃、ゆずがトイレに入った時、後ろ足を引きずっているではないですか!
えっ? しばらくユズはトイレから出てこない。なんかおかしい。
でも、ユズはちゃんとトイレをすませ出てきたけどやはり引きずっている。
しかも両足...
なに? どうしたの?! えええええーーーーっ?!
その日のうちにユズをいつもお世話になっている動物病院へ連れて行き、先生にユズの様子を話しすぐレントゲンと採血をしていただきました。
結果を待つ間頭はパニック。ユズは痛そうでも痒そうでも苦しそうでもないんです。
キャリーケースの中でじっとしているけど呼吸も普通。私を見て鳴くこともなく。
少しして結果が出たので診察室に入り先生のお話を聞くことに。
レントゲンの結果、特に問題はなく採血の結果も特に問題なし。
触診していただき後ろ足の先を足裏側にまげて様子をみると自分で戻そうとしているのがわかりました。結果、マヒしているけど完全なマヒではなくまだ感覚はあると診断。
でもすぐに病名を出すには早すぎるのでその日の処方はステロイドと漢方薬。
しばらくステロイドと漢方薬は朝晩毎日飲ませるようにと。それで様子を見て1週間後にまた診察。それまでに何か変化があればリアル息子でもいいのですぐ連れてきてと先生は言ってくださいました。
次の診察まで私は毎日ユズの後ろ足の肉球をマッサージし、背骨から尻尾の付け根にむけてマッサージし、私が家に居るときはユズのそばでいつも触って声をかけさすり揉んであげました。後ろ足は最初の診察から3日後くらいから徐々に戻りつつあり、ステロイドと漢方薬が効いたようで次の診察の時はマヒも少し残っている程度でした。
動物病院では針やお灸もあり、西洋医術だけでなく東洋医術も取り入れた病院なので漢方薬も体の部分にあわせて処方をしてくれます。
同じような症状の犬に効き目があったけど、猫はまだやってないから効果はわからないけどためしてみようかということで針とお灸もしていただきユズはその後も1週間後、2週間後と針やお灸をしてもらい、お薬も毎日飲んでいたのを2日おき、3日おき...と徐々に日にちの間隔をあけて最終的にはお薬をやめていく方向で処方していただきました。ステロイドはあまり続けて飲むのはいけない。けれども止めてしまってまた症状がでてしまうともっといけないのでステロイドをやめても漢方薬をしばらく続けていました。
その後ユズは去勢手術をし、今ではすっかり何事もなかったように元気です。
もちろんお薬も飲んでいません。マッサージは今も続けています。
ユズと私のスキンシップです(´▽`)
診察に通っている時、先生から話されたのはユズの病名。
レントゲンで見たときは特に何も異常はなかったけれど、CT撮ってみないとはっきりとした確定病名は言えない。でも、おそらく先天性の神経の病気ではないかと...
その事を告げられたとき、恥ずかしくも私は先生の前で泣いてしまいました。
どうしてユズが。何がいけなかったのか。 何が悪いわけではないんです。先天性とはそういうことなんだと。まだ大人になる前のユズがあまりにも可哀想で...泣いてしまいました。
今はマンチカンのブリーダーをしているけれど、私は長足マンチカンの、ユズの細い上品な足がとても好きです。
習慣になっているからか、ユズを触る時必ず尻尾の付け根や足先をさわります。
ユズはちっとも嫌がりません。「お母さん、またボクの尻尾さわってる」ぐらいの顔をして見ます。
私が家の中のどこに居ようと必ずついてきてそばにいてくれます。
お風呂だって出るまで扉の前で待っていて、一緒に部屋に戻ります。
今こうやってパソコンに向かっている間もユズは部屋のダンボールの中で一人で遊びながら私がリビングに戻るのをまっていてくれます。
そんなユズが私は大好きです(*´∀`*)
元に戻ってよかったね!ユズ。
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